後作[語句情報] » 後作

「後作〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後作の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道標」より 著者:宮本百合子
ね、ポリニャークがぜひ今夜あなたがたお二人に来て頂きたいっていうんです」 革命後作品を発表しはじめているボリス・ポリニャークは、ロシアプロレタリア作家同盟に属....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
上無力である原因の一つは、専ら著しい事象にその出現当時だけ注意を集中して、それの後作用を執拗に刺激したり追求したりしない、ということだ。だから例えば仮に政治の憲....
時代と人々」より 著者:宮本百合子
やきつくしたようないきさつに接して居られる。また、一度はそこで女優になろうとして後作家となって盛名をうたわれ、幾何もなくアメリカに去った田村俊子氏の生活経緯を見....
光り合ういのち」より 著者:倉田百三
貰ったのは小学四年の時だ。その時が私の文章というものへの趣味の初めだった。それ以後作文は私のひそかな得意となっていた。 私の美の感情を培うたものには政子姉と、....
可能性の文学」より 著者:織田作之助
からこの「キャッキャッ」という言葉は、アラビヤではじめて作られた言葉であり、その後作られたアラビヤ語は、「アラモード」即ちモーデの祈りを意味する言葉を除けばすべ....
十六、七のころ」より 著者:永井荷風
る。 その頃作った漢詩や俳句の稿本は、昭和四年の秋感ずるところがあって、成人の後作ったいろいろの原稿と共に、わたくしは悉《ことごと》くこれを永代橋《えいたいば....