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「後撰集〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後撰集の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
茶の本」より 著者:岡倉覚三
三一 ハルンアルラシッド――『アラビアン・ナイト』(千一夜物語)の主人公。 三二後撰集に僧正遍昭作として同様のものがある。なお、為頼朝臣集に「折りつれば心もけが....
連環記」より 著者:幸田露伴
かけて久しくなりぬる人のことさまになりぬときゝて」などという前書の恋の歌が多い。後撰集雑二に「難波がた汀のあしのおいのよにうらみてぞふる人のこゝろを」というのが....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
しばかり選び入れました。装幀《そうてい》は烏丸光康卿《からすまみつやすきょう》『後撰集《ごせんしゅう》』表紙裏のうつし、見返しは朱が赤すぎましたが、古画中|直垂....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
林花ト云ヒ重葉ノモノヲ満州菊ト云フ万寿菊ノ訛ナリ」と書いてある。 サネカズラ 『後撰集』の中の恋歌に三条右大臣の詠んだ「名にしおはゞあふ坂山のさねかづら人に知ら....
間人考」より 著者:喜田貞吉
候はず、こゝに宿り給へ。…… 竹取物語に、 御子は立つもはしたにて居たまへり。後撰集に、 身の憂さを知ればはしたになりぬべし、思へば胸のこがれのみする。 更....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
とのった集になっている。しかし、為家の風体を見るには『為家千首』『宝治百首』『続後撰集』がよいと後の世からいわれたのである。また彼には『詠歌一体』(八雲口伝)が....