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「後昔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後昔の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
二家書庫の蔵する所は、互に出だし借すことを吝まなかったらしい。頃日珍書刊行会が『後昔物語』を刊したのを見るに、抽斎の奥書がある。「右|喜三二随筆後昔物語一巻。借....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
て来る。そのかえりに芝居を見物する。舞台の上では、心にない結婚をした女が、永年の後昔の愛人にめぐり合い、蒼白となって地獄と叫んで卒倒していた。「私も地獄と叫んで....