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後葉
「後葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
後葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
赤ん坊は乳母の手一つに育てられて定子《さだこ》という六歳の童女になった。
その
後葉子の父は死んだ。母も死んだ。木部は葉子と別れてから、狂瀾《きょうらん》のよう....
「或る女」より 著者:有島武郎
る事もあった。
航海の初期における批点の打ちどころのないような健康の意識はその
後葉子にはもう帰って来なかった。寒気が募るにつれて下腹部が鈍痛を覚えるばかりでな....
「仮装人物」より 著者:徳田秋声
O――女史は彼女が有名な女流作家であることを、わざと宣言したのであった。 その
後葉子は、銀座の曾根のスタジオへ撮影に行った帰りに、飾り窓の前に立っていると、ま....
「黄金虫」より 著者:佐々木直次郎
――光をさえぎる蓋《ふた》のついている角灯。 (10) guinea――十七世紀
後葉アフリカ西海岸のギニー地方に産する金で初めて鋳造された往時のイギリスの金貨。....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
ラした。 これは恐ろしい眠りであった。ふたたび覚めない眠りであった。眠ったが最
後葉之助は、生き返ることは出来ないだろう。 はたして彼の運命は? ちょうど同....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
に初めて鋳造されて大革命まで通用していたフランスの金貨。「ギニー金貨」は十七世紀
後葉から十九世紀初葉まで流通していたイギリスの金貨。「八銀貨」は表に8R(八レー....