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「徒士頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

徒士頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
護持院原の敵討」より 著者:森鴎外
が追々馳せ附けた。三人に鵜殿家から鮨と生菓子とを贈った。 酉の下刻に西丸目附|徒士頭十五番組水野|采女の指図で、西丸徒士目附永井亀次郎、久保田英次郎、西丸小人....
旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
。 と――案の定、それまで供揃いもいかめしく、練りに練ってやって来た行列先のお徒士頭らしい一人が、早くも源七郎|君の釣り姿をみとめて、慌てふためきながら君公の....
元禄十三年」より 著者:林不忘
これだけの心得がなくて、本役をお受けできるか――勅使両山御霊屋へ御参詣、お目付お徒士頭《かちがしら》が出る。定例じゃぞ。十三日が、天奏衆御馳走のお能。高砂《たか....
大岡越前」より 著者:吉川英治
ていた。 大岡家は、十一家もあり、ここの忠右衛門|忠真は、本家格ではないが、お徒士頭、お先鉄砲組頭、駿府|定番などを歴任し、いまは、閑役にあるといえ、やしきは....