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徒罪
「徒罪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
徒罪の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
ま》ちにお役所へ引かれますのを見て、文治郎|自《みず》から名告《なの》って出て、
徒罪《とざい》を仰付《おおせつ》けられ、遂に小笠原島へ漂着致し、七ヶ年の間、無人....
「無月物語」より 著者:久生十蘭
別勅によって一等を減じて流罪に処せられるのはもちろんだが、そのほかの罪も、流罪は
徒罪に、
徒罪は杖罪ということになってしまうのである。また検非違使庁《けびいしちょ....
「三国志」より 著者:吉川英治
雨を凌いできたものでなく、酒の脂に弛んでいる。すでに運輸に罰則あり、三日|誤れば
徒罪に処し、五日誤れば斬罪を加うべしとは、かねて明示してある通りだ。今さら、いか....