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「御小言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

御小言の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
倫敦消息」より 著者:夏目漱石
縮したのである。やむをえずこの旨を神《かみ》さんに届け出ると、可愛想にペンは大変御小言を頂戴した。御客様にそんなぶしつけな方《ほう》があるものか以後はたしなむが....
旧主人」より 著者:島崎藤村
げや》りでも、御出迎に出たり出なかったりでも、何時まで朝寝をなさろうとも、それで御小言も仰らず。御家に奥様が居て下さるのは――籠《かご》に鶯《うぐいす》の居るよ....
名君忠之」より 著者:夢野久作
辺の心懸の者は居らんと見える。見離されても名残りはないと云うておこうか。御一統の御小言は昌秋お受け出来ませぬわい。ハッハッハッハッ……」 「……………」 「塙代....
漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
襲撃を蒙って恐縮したのである。不得已この旨を神さんに届け出ると可愛想にペンは大変御小言を頂戴した。御客様にそんな無仕付な方があるものか以後はたしなむが善かろうと....