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御手前
「御手前〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御手前の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
はあるまじき由、左候えばイギリス使節はほどなく御当地へ参り申すべく候。憚りながら
御手前様、御同列様、御相談の上、その節の御取り扱い等を今より定め置かれ候よう大切....
「江戸か東京か」より 著者:淡島寒月
と変った面白い人で、第三回の博覧会の時でしたかに、会場内の厠の下掃除を引受けて、
御手前の防臭剤かなんかを撒かしていましたが、終には防臭剤を博覧会へ出かけちゃ、自....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
申し聞かせられい」 「主人事、私共へはなんらの申し聞けはござりませぬが、内府公の
御手前の儀は、我等主人に於て何分にもおとりなし仕《つかまつ》るべきにより、枉げて....