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御株
「御株〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御株の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「路上」より 著者:芥川竜之介
は、僕の事を、何ぞと云うとドン・ジュアン呼ばわりをするが、近来は君の方へすっかり
御株を取られた形があらあね。どうした。いつかの両美人は?」
俊助は何を措《お》....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
る画家。 山本篤子 上野音楽学校卒業。松阪屋文化教室の先生。 このお二人は姐
御株で、お嬢さん連に相当ニラミのきく存在らしい。 大阪はコセコセしているという....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
あるが、是も多分その能率を形容した広告語であろうと思う。ところが後に稲扱器にその
御株を取らるるに及んで、大いに謙遜して十能などという名に納まろうとしていた。名称....