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「御町〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

御町の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
賭博打《ばくちうち》二人は、遂に足が付きまして直《すぐ》に縄に掛って引かれまして御町《おまち》の調べになり、賭博兇状《ばくちきょうじょう》と強迫兇状《ゆすりきょ....
政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
の遊女紅梅、祐三郎|代《だい》かや、附添の者が皆出て居ります、清左衞門縄に掛って御町《おまち》奉行へ呼出される、依田様は八ツ時の御下城から直に御出席に相成りまし....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
意した。礼を云って医者の家を出たのは、もう四ツ(午後十時)に近い頃であった。 「御町内はこのごろ物騒だというから、途中もよく気をつけてな」と、帰りぎわに医者が云....
陽炎座」より 著者:泉鏡花
、それでも、ぞろぞろぞろぞろと口で言い言い三人、指二本で掻込む仕形。 「頭、……御町内様も御苦労様でございます。お捜しなさいますのは、お子供衆で?」 「小児なも....
丹下左膳」より 著者:林不忘
て仕切り、桜田|辺《へん》の大名方より神馬をひかれ、あるいは長柄の供奉《ぐぶ》、御町与力同心のお供あり、神輿三社、獅子二かしら。法師武者とてよろいを着したる馬上....
おせん」より 著者:邦枝完二
めざァならねえんだ」 「何んでげすッて」 「口が裂けてもいうじゃァねえぞ。――南御町奉行の、信濃守様の妹御のお蓮様は、浜村屋の日本一の御贔屓なんだ」 「ではあの....
遠野物語」より 著者:柳田国男
な友たつ ○出羽の字もじつは不明なり。 一 まゐり来てこのけんだん様を見申せや、御町間中にはたを立前 一 まいは立町油町 一 けんだん殿は二かい座敷に昼寝すて、....