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御空
「御空〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御空の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白くれない」より 著者:夢野久作
部殿、庫裡の方よりお上りなされよ。御勤めも去る事ながら夜もすがらの御難儀、定めし
御空腹の事なるべし。昨夜の残りの粟飯なりとまゐらせむと云ふ。その音吐朗々として、....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
ティシズムに象徴派が影響しはじめた時代の推移が背景として含蓄されているのである。
御空より半ばはつゞく明《あか》き道 なかばはくらき流星のみち ....
「つぼみ」より 著者:宮本百合子
のめぐみがこの枝に 宿ると一所にかしの木は 又黄金色にかがやいて 澄んだ
御空にそびえます みんな木の葉が散りました、 けど御らんなさいかしの木は キリキ....
「卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
扇を持った手である。元老は当日羽衣を勤めた。「そして、(富士の高嶺幽になり、天つ
御空の霞にまぎれ、)という処じゃ、小父さんの身体が、橋がかりの松の上へすっと上っ....