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御釜
「御釜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御釜の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道草」より 著者:夏目漱石
遊《あす》びに来てくれた時分にゃ、随分|尻《しり》ッ端折《ぱしょ》りで、それこそ
御釜《おかま》の御尻まで洗ったもんだが、今じゃとてもそんな元気はありゃしない。だ....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
じたような髯を見るや否や御多角《おたかく》はいきなり台所へ引き戻して、ハハハハと
御釜《おかま》の蓋《ふた》へ身をもたして笑った。主人は平気なものである。悠々《ゆ....
「風野又三郎」より 著者:宮沢賢治
なきれいな山にまっ白な雲が所々かかっているだろう。すぐ下にはお苗代《なわしろ》や
御釜《おかま》火口湖がまっ蒼《さお》に光って白樺《しらかば》の林の中に見えるんだ....