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御饌
「御饌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御饌の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
りする人が新聞で公言せしは、神社は正殿、神庫、幣殿、拝殿、着到殿、舞殿、神餐殿、
御饌殿、御炊殿、盛殿、斎館、祓殿、祝詞屋《のつとや》、直殿、宿直所、厩屋、権殿、....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
う標札《ひょうさつ》を見れば」
「標札はあるときと、ないときとありますよ。名刺を
御饌粒《ごぜんつぶ》で門へ貼《は》り付けるのでしょう。雨がふると剥《は》がれてし....
「趣味の遺伝」より 著者:夏目漱石
御嬢さんとは時々会見をする。会見をするたびに仲がよくなる。いっしょに散歩をする、
御饌《ごぜん》をたべる、まるで御嫁さんのようになった。とうとう御母さんが浩さんの....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
神馬《じんめ》、神主を先頭に禰宜、巫、神人。そのあとに八基の御神輿《ごしんよ》、
御饌《みけ》、長持。氏子総代に産子《うぶこ》三十人。太古のような陰闇たる闇の中を....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
ぬけれども、稲の収穫がすっかり終って後に、家を清め身を清めてその穀物を調理し、夕
御饌と朝
御饌と、両度の御膳を神にさし上げる祭のように聴いている。現在は太陽暦で十....