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復刻
「復刻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
復刻の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東海道五十三次」より 著者:岡本かの子
や神社仏閣や城が、およそその見ゆる形に側面の略図を描いてある。勿論、改良美濃紙の
復刻本であったが、原図の菱川師宣《ひしかわもろのぶ》のあの暢艶《ちょうえん》で素....
「十六、七のころ」より 著者:永井荷風
起きられなかった。博文館が帝国文庫という総称の下に江戸時代の稗史《はいし》小説の
復刻をなし始めたのはその頃からであろう。わたくしは病床で『真書太閤記《しんしょた....
「書物の倫理」より 著者:三木清
をもっているということは必要だ。それが古典といわれるものである。かくの如き古典の
復刻ということは出版業者にとってもひとつの重要な意味のある仕事でなければならぬ。....
「すみだ川」より 著者:永井荷風
むしろ新刊図書の過多なるに苦しんでいる。わたくしは今更二十四、五年前の拙作小説を
復刻する必要があるや否やを知らない。しかしわたくしは小山書店の主人がわたくしの如....