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「微塵縞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

微塵縞の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
ているのは、若いが達者な、はなし家の浮世亭|円枝《えんし》である。刷毛目の立った微塵縞《みじんじま》の膝に両手を重ねて、 「ええ、手前どものほうでたびたび申し上....
式部小路」より 著者:泉鏡花
呼び留め、学士は黄金時計をちょいと見た。 (少し待て、) そのまま黙って、その微塵縞一楽の小袖の膝に、酔はさめたが、唇の紅も掻巻にかくれて、ひとえに輪廓の正し....