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微粉
「微粉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
微粉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
を衝いてくる。煖炉棚の上には埃が五|分ほども積っていて、帷幕に触れると、咽っぽい
微粉が天鵞絨の織目から飛び出してきて、それが銀色に輝き、飛沫のように降り下ってく....
「地獄の使者」より 著者:海野十三
ンカチーフ包をとりだして帆村の方へ差出した。 「だがね帆村君。中の灰はこのとおり
微粉状になっていますよ。お気の毒ながら、さっき読んだ告白書の文句も見えず、それか....