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徳円
「徳円〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
徳円の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
々の講堂においても、演説会においても、音に聞えた君子である。 謂うまでもなく道
徳円満、ただしその細君は三度目で、前の二人とも若死をして、目下のがまた顔色が近来....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
そ八景の名所名所の隅々まで、案内はもとより故事来歴までも、一切心得て候、あわれ福
徳円満諸願成就の旦那衆、一杯の般若湯と、五十文の鳥目をたびて給べ候え、御案内を致....
「女大学評論」より 著者:福沢諭吉
、夫若し怒るときは恐れて之に従い、諍《あらそ》うて其心に逆う可らずと言う。夫の智
徳円満にして教訓することならば固より之に従い、疑わしき事も質問す可きなれども、是....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
のである。 東京パレスに於ては、アベコベだ。彼らの睨みは全的であるけれども、福
徳円満である。持てる者は、どうしても、そうなる。しかも彼の前にヒラヒラ、サササッ....