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「心が通う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

心が通うの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
めいり込んでいたのです。 あひ見ずて忍ぶる頃の涙をもなべての秋のしぐれとや見る心が通うものでしたなら、通っても来るものでしたなら、空も寂しい色とばかりは見えな....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ときどき召しよせて香遊びの相手などいたさせているうちに、岩根の下ゆく水、たがいの心が通うようになりました。……お父上は文教のお心深く、諸事わけてもご厳格。このよ....