応供[語句情報] » 応供

「応供〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

応供の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
むるかと問うと、出家が望みと答う、出家を誰に就《つ》いてすべきかと問うと、如来|応供《おうぐ》正※知、今舎衛城にあって、未度の者を度し未脱の者を脱したもう、君も....
私を語る」より 著者:種田山頭火
り返すことに労れた。袈裟のかげに隠れる、嘘の経文を読む、貰いの技巧を弄する、――応供の資格なくして供養を受ける苦脳には堪えきれなくなったのである。 或る時は死....
夫人利生記」より 著者:泉鏡花
波羅蜜。具足円満、平等利益――南無妙……此経難持、若暫持、我即歓喜……一切天人皆応供養。――」 チーン。 「ありがとう存じます。」 「はいはい。」 「御苦労様....