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忠愛
「忠愛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
忠愛の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二・二六事件に就て」より 著者:河合栄治郎
一部少数のものが〈暴〉力を行使して、国民多数の意志を蹂躙するに在る。国家に対する
忠愛の熱情と国政に対する識見とに於て、生死を賭して所信を敢行する勇気とに於て、彼....
「新撰組」より 著者:服部之総
れえだりゅうえもん》を通じて薩州その他九州の尊攘派と連絡がついているので、中山|
忠愛《ただなる》卿の教旨を持たせて清河らを肥後《ひご》に送った。肥後の同志は直接....
「三国志」より 著者:吉川英治
がこの遺孤に仕えることは、玄徳が世にいた頃と少しも変らなかった。いやもっと切実な
忠愛と敬礼を捧げきって骨も細りゆく姿だった。それだけに帝劉禅が彼を慕い彼を惜しむ....