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怖じる
「怖じる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「馬妖記」より 著者:岡本綺堂
し十六になるという孫娘のおらちであることを、茂左衛門はすぐに覚った。おらちは物に
怖じるような落ちつかない態度で、二人の前に出て来た。 「お城のお侍さまに御挨拶を....
「三国志」より 著者:吉川英治
物のする業だ。天地|闢けて以来、まだかつて方術者が天下を取ったためしはあるまい。
怖じる心、おそれる眼、わななく魂を惑わす術を、妖術とはいうのだ。怖れるな、惑うな....