怖気立つ[語句情報] » 怖気立つ

「怖気立つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

怖気立つの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
痀女抄録」より 著者:矢田津世子
刺している。その容子のただならぬ一途さに、ふと、異様なものを見る気がして、龍子は怖気立つときがあった。 繍の手をよくしているということは龍子も知っていたから、....
女心拾遺」より 著者:矢田津世子
ているおしもも、今日の主人のものいいにはいつもと異った用捨のならぬ厳しさを感じて怖気立つのだが、手をついて畏まっているその顔が癖のニコニコと笑っているのには気が....