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思ふ心
「思ふ心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
思ふ心の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
肉細い、品のいい女文字であった。これが小野鵞堂流というのであろうか……
子を
思ふ心の暗も照しませ
ひらけ行く世の智慧のみ光り
明治四十年十一月....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
いふもうし、まして筆もてしるさむは、いと傷ましき業なれど、後に忍ばんたよりとも、
思ふ心に水茎の、あとに斯くこそ遺すなれ
思へば六とせそのかみに、妙の御法ををさ....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
ぎの山を出でしより天が下にはかくれがもなし 増鏡 あはれとは汝も見るらむ我が民を
思ふ心は今もかはらず 世治まり民安かれと祈るこそわが身に尽きぬおもひなりけれ ....