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怠け癖
「怠け癖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
怠け癖の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「アド・バルーン」より 著者:織田作之助
というと、あるいは半分ぐらい嘘になるかもしれない。そんなことがなくても、そろそろ
怠け癖がついているのです。使いに行けば油を売る。鰻谷の汁屋の表に自転車を置いて汁....
「水鬼」より 著者:岡本綺堂
に勉強するつもりで、いろいろの書物をさげて来たのだが、いざとなるとやはりいつもの
怠け癖が出る。といって、なにぶんにも狭い町だから遊びに行くような場所もない。いっ....
「決闘」より 著者:神西清
ない」と動物学者は打消して、「暑さにはすぐ慣れる。女房のいないのにもすぐ慣れる。
怠け癖をつけちゃいかん。いつも緊張していなくちゃ駄目だ。」 朝、ナヂェージダ・....
「落語・教祖列伝」より 著者:坂口安吾
ラ、死なねで、ホンニ、よかったれ。オッカネ。オッカネ」 と、それからはいくらか
怠け癖も治ったということである。....
「勘平の死」より 著者:岡本綺堂
る。) 長次郎 さあ、早くしろ、早くしろ。 庄八 四五日商売を休んだので、みんな
怠け癖が附いてしまやあがった。 小僧 (声をそろえて。)さあ、さあ、早くしろ。 ....
「ワーニャ伯父さん」より 著者:神西清
ぬ元の杢阿弥だよ。いや、ひょっとすると、かえって悪くなってるかもしれん。なにしろ
怠け癖がついちまって、さっぱり仕事もせずに、もうろく親爺みたいに、ぼそぼそ言って....