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「息む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

息むの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
その苦しみ言うべからず。しかるに※椎《こんつい》の音聞える間は首斬れず苦痛少しく息むと告げたので、寺で木魚を打ち出したポコポコだそうな。誠に口は禍《わざわい》の....
二少女」より 著者:国木田独歩
から局に通って、午前出の時は午後を針仕事に、午後出の時は午前を針仕事に、少しも安息む暇がないうちにも弟を小学校に出し妹に自分で裁縫の稽古をしてやり、夜は弟の復習....
」より 著者:森鴎外
慌ただしく飛んで、物狂おしい風が一吹二吹衝突的に起って、街の塵を捲き上げては又|息む午過ぎに、半日読んだ支那小説に頭を痛めた岡田は、どこへ往くと云う当てもなしに....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
見せて遣る。 誰だ誰だと問い合って、押しつ押されつ、駆け寄って来る。 胡弓の音が息む。踊手が足を止める。 お通になる所に人墻を造って、 皆がばらばらと帽子を脱ぐ....