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息休め
「息休め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
息休めの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
についたのも思いのほか早く、琵琶湖の夕照がまだ後ろにはよく見えた。 「どうぞ、お
息休めに」 茶屋の床几には先発した佐々木家の臣十名ほどが待ちうけていた。青磁の....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
「いやもう」 高氏は、唇のしずくを横にこすった。 「駒に水を飼うにも、少々は
息休めさせねば、首を振りまする」 「はッははは」高時は奇声をあげ――「この男、思....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
街だったのだ。此処の駅を出てしまったら、何とか筆はかわるだろう。ここまではまず、
息休めのブランクペエジとでも見てほしい。観光団のおつきあいで。) 汽車は駛る。....