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悪巧
「悪巧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
悪巧の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幸運の黒子」より 著者:海野十三
《ししょうくつ》玉《たま》の井《い》へ連れていったのだった。これは友人にも多少の
悪巧みはあったにしても、主たる動機は半平という男が細君に死別してからまる二年この....
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
《あざわら》った。「あの疫病《やくびょう》婆め。ひとの難儀に付け込んでいろいろの
悪巧みをしおるのじゃ。世間でいうに嘘はない。ほんに疫病よりも怖ろしい婆じゃ。あん....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
かしお大の方では頻りに迫って来る。もう忌とは云われない破目になって、幾次郎はまた
悪巧みを考えました。その片棒をかついだのが彼の友蔵です」 「幾次郎は友蔵を識って....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
つもない。いずれも単に戦争の現場を見せようとするのが趣意であるから、その場面の善
悪巧拙が直ちにその劇の運命を決するのであって、その成功と不成功とは一にこれにかか....
「パウロの混乱」より 著者:太宰治
分のことばかり言っている。 四、臆病なり。弱い男なり。意気揚らず。 五、不誠実。
悪巧をする。狡猾であり、詭計を以て掠め取るということ。 六、彼の病気。癲癇ではな....