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意気阻喪
「意気阻喪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
意気阻喪の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「猫性」より 著者:豊島与志雄
きたくない、そしてただ一人でじっとしていたい。そういう気持の時が屡々ある。これは
意気阻喪の時ではなく、情意沈潜の時である。 私は純白か漆黒かの尾の長い猫なら、....
「嘘の効用」より 著者:末弘厳太郎
よくともすれば「伝統」にとらわれやすい、同時にまた精緻な「論理」に足をすくわれて
意気阻喪しやすい若者を鼓舞して勇ましく「新組織」への戦いに従事せしめることができ....