愚図つく[語句情報] » 愚図つく

「愚図つく〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

愚図つくの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
粗末な花束」より 著者:宮本百合子
というのは余り生活の苦しさや、彼女の助力の必要を理解した。だから彼女は泣いたり、愚図つくのを恥じている。然し、見も知らぬ通行人を、止めようとすると、云い難い外国....
獄中消息」より 著者:大杉栄
かった。そして心中ひそかに世間の奴等や従来の自分を罵って、夏になって何とかかとか愚図つくのはきっとふだん遊んで寝て暮している怠けものに限る、などと傲語していたも....