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愚民政策
「愚民政策〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
愚民政策の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ソヴェトの芝居」より 著者:宮本百合子
衆をたやすく統治するための有効な手段だと皇帝に書いて、オペラの隆盛を援助させた。
愚民政策としてすすめている。しかも一九三〇年には生みの親のブルジョア社会の感覚が....
「三年たった今日」より 著者:宮本百合子
は、見のがされてはならない。手のこんだ日本の民主化の欺瞞の一例である。文化の上で
愚民政策をとり、民族の自立的な文化能力をうちこわしつつある人が審査する教員の資格....
「討論に即しての感想」より 著者:宮本百合子
、人民生活の民主的な基礎が確立されていず、中野さんが前の報告で云ったように絶えず
愚民政策が行われている日本では、とかく人民生活の表現としての文学より、過去のブル....
「文学について」より 著者:宮本百合子
劣であるかあきらかであると思います。 日本の歴代の権力は、天皇制の擁護のため
愚民政策しか行って来ないから、日本の大衆は自身の人民的文化の意味をしらされず、紫....
「五〇年代の文学とそこにある問題」より 著者:宮本百合子
に署名したとしても、ジャーナリズムを通して強力にすすめられているエロティシズムの
愚民政策の選手であることの矛盾について、はっきり日本の人民のために指摘してもよか....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
会社で儲けたとおりの利率で儲けようとこころみている。この欲望は、非民主的な娯楽の
愚民政策と一致している。 最近の二年間に多くの自立劇団、美術、音楽、詩、小説、....
「「委員会」のうつりかわり」より 著者:宮本百合子
送委員会案というものが、はじめの放送委員会と本質的にちがうことは、日本のラジオを
愚民政策の道具にしたくない人々の反対のきびしさを見てもはっきりしている。 政府....