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愛鳥
「愛鳥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
愛鳥の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十姉妹」より 著者:山本勝治
けた。需供の関係等は悪宣伝と浮気な流行心理の後ろに霞み去り、「飼鳥」と云う純粋な
愛鳥心等も病的な流行の前に死滅し、そこには唯、露骨な殖金の一念ばかりがはびこった....
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
て死んでいる。しかも大鵬は悠然と同じ所に漂っている。 物に動ぜぬ家斉公も眼前に
愛鳥を殺されたので顔色を変えて激怒した。 「憎き化鳥! 用捨はならぬ! 誰かある....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
の爪牙を逃るることをつとむべし。万一この計のごとくなるを得ば、再び来たりて先生の
愛鳥の列に加わらん」と言い終わりて、悄然として去る。しばらくありて、右の小鳥は嘴....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
を訪うのに比べて、より以上の忠誠を認めて遣らねばならぬ、それがこのように有力なる
愛鳥者から、新たに忌み嫌われなければならぬというのは、仮に是非もない自然の運であ....