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慰する
「慰する〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
慰するの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「四条畷の戦」より 著者:菊池寛
正行を近く召して、以前両度の戦に勝つことを得て、敵軍に気を屈せしむ。叡慮先づ憤を
慰する条、累代の武功返す/″\も神妙なり、大敵今勢を尽して向ふなれば、今度の合戦....
「関牧塲創業記事」より 著者:関寛
増加するの事に当らば、国恩の万々分の一をも報じ、且亡父母の素願あるを貫き、霊位を
慰するの慈善的なる学事の基礎を創立せん事を予め希望する事あるを以て、明治三十五年....
「西航日録」より 著者:井上円了
がごとし。 カルカッタ滞在中は毎夕、明月天に懸かり、清輝窓に入り、大いに客懐を
慰するに足る。また一詠あり。 日の国の月にかはらぬ月なれど、殊にさやけく見ゆる月....