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憂懼
「憂懼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
憂懼の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
王の信任するところとなるを利し、密勅を下して、急に燕王を執えしむ。信は命を受けて
憂懼為すところを知らず、情誼を思えば燕王に負くに忍びず、勅命を重んずれば私恩を論....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
大病につき、ただちに帰宅せよ」と、親戚某より寄するところの電報なり。愕然、大いに
憂懼す。しかれども、公事を帯び羈客の身となる。ほしいままに帰省なしがたきをもって....