懇志[語句情報] »
懇志
「懇志〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
懇志の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
に、酒盃を返しながら、きらりと鋭い目で、相手を見上げて、
「どうも恐れ入った、御
懇志のお言葉ですが、御隠居さん、ざっくばらんにいって、おめえさんは、このあっしを....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
の返辞を何と有ろうと注意したことであろう。ところが氏郷は平然として答えた。誠に御
懇志かたじけのうこそ候え、明朝参りて御礼を申そうず、というのであった。 イヤ驚....
「三国志」より 著者:吉川英治
を慕って、将軍の娘をわが子息へ迎えようとすらしたことがある。何で足下はあの時わが
懇志をしりぞけたか」 関羽は黙然たるのみであった。孫権は語をつづけて、 「また....