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懐疑派
「懐疑派〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
懐疑派の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私は懐疑派だ」より 著者:二葉亭四迷
よ。ただ批評をして見ると、一寸そんな事を云って見度くなるのだね。 私は、まア、
懐疑派《スケプチスト》だ。第一|論理《ロジック》という事が馬鹿々々しい。思想之法....
「錯覚した小宇宙」より 著者:辻潤
ずるよりほか名案も浮んでは来ない。 一度理性を働かして物を考えると、自分は忽ち
懐疑派になる。これはひどく逆説じみてきこえるかも知れないが、自分が心霊というよう....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
★ 政党を異にするものの結婚生活が成立するか。 この問題に関して、世は挙げて
懐疑派がいないらしいから、フシギである。そんなにハッキリきまったもんかね。政党の....