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懐素
「懐素〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
懐素の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「観画談」より 著者:幸田露伴
いう人があったもので、律詩の一、二章も座上で作ることが出来て、ちょっと米法山水や
懐素くさい草書で白ぶすまを汚せる位の器用さを持ったのを資本に、旅から旅を先生顔で....
「木下杢太郎『唐草表紙』序」より 著者:夏目漱石
云えば、あなたの文章は楷書《かいしょ》でなくって悉《ことごと》く草書です。それも
懐素のような奇怪な又|飄逸《ひょういつ》なものではありません、もっと柔らかに、も....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
記二本十巻。 南山宣律師含注戒本一巻及疏。 行事抄五本。 羯磨疏等二本。
懐素律師戒本疏四巻。 大覚律師批記十四巻。 音訓二本。 比丘尼伝....
「良寛様の書」より 著者:北大路魯山人
書は形がよい。味がよい。美的である。風雅であるというゆえんはそこにあるのである。
懐素の書が、いつも引き合いに出されるが、私どもの今までに見た
懐素というものは、あ....