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懲らしめる
「懲らしめる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
懲らしめるの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
かなかに兵法家でした。 「百姓共を悦ばすはよいが、十郎次と身共面識があるだけに、
懲らしめる方法をちと工夫せずばなるまい。十一人とやらの女子供はいずれもみな一室に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
袴まで※り取ろうとする有様は、この弁慶の身体には危害を加えないが、身の皮を剥いで
懲らしめるの手段と見えました。 他の二人の壮士は、それを擁護して、もしや仏頂寺....
「フランケンシュタイン」より 著者:シェリーメアリー・ウォルストンクラフト
しまったのです。母親はそこで、気に入った子どもらが死んだのは、自分のえこひいきを
懲らしめる天罰だったと考えはじめました。ローマ・カトリックの教徒でしたので、懺悔....
「怪異暗闇祭」より 著者:江見水蔭
の臀部を切ったのも全で知らん。ほかにあるに違いない。俺は暗闇を幸に悪事をする奴を
懲らしめるために、毎年下山して来ておるが、どうも去年のだけは見当がつかぬ」 「す....
「子をつれて」より 著者:葛西善蔵
が引掴んで行って、一層ひどくコキ使う。それでもどうしても云うことを聴かない奴は、
懲らしめる為め何千年とか何万年とかいう間、何にも食わせずに壁の中や巌の中へ魔法で....