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「戦書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

戦書の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
、※二千枚を武田の陣中に送った。同時に来たる十七日の暁天を期して交戦に及ぼうとの戦書をも送った。ところが耕雲斎は藤田小四郎以下三名の将士を使者として金沢藩の陣所....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
新法典ハ税法ノ根原ヲ変動ス。 一 新法典ハ威力ヲ以テ学理ヲ強行ス。 この宣戦書に対して、明治法律学校派の岸本|辰雄《たつお》、熊野|敏三《としぞう》、磯部....
三国志」より 著者:吉川英治
東省陽谷県境)のあたりまで進出してきたと早くも聞えた。 曹操も全軍を押し進め、戦書を交わして、堂々と出会った。 開戦第一の日。 袁紹は一人の甥と、三人の子....
三国志」より 著者:吉川英治
|擲、蜀魏の雌雄をここに決せんものと、 「明日、五界山の前にて会わん」と、玄徳へ戦書を送った。 戦書、すなわち決戦状である。玄徳もこころよく承知した。次の日、....
三国志」より 著者:吉川英治
らく彼は十日のうちに死ぬだろう。試みにそれを問うてみよう」 彼は、曹真へ宛てて戦書(挑戦状)をしたため、軍使を派して、曹の陣営へ送りつけた。その辞句はすこぶる....