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「戦艦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

戦艦の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
金将軍」より 著者:芥川竜之介
度もこう云う敗戦の記事を掲げたことはないではないか? 「大唐《もろこし》の軍将、戦艦《いくさぶね》一百七十艘を率《ひき》いて白村江《はくそんこう》(朝鮮《ちょう....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
に、出来るだけ多大の損害を与えんとするものである。其の目標は、主として十六|隻の戦艦及び八隻の航空母艦である」 乗組員は、思わず「呀ッ」と声をあげかけて、やっ....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
上陸の前提か? ◯発表によると敵機動部隊は十数隻の空母によるものといわれる。なお戦艦、空母を含む三十数隻の敵艦隊は硫黄島を攻撃中。 ◯敵はビラをまいた。(茨城地....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
に姿をあらわしたのであった。 「ああ、あれは……」 その超重爆撃機は、まるで、戦艦に翼が生えたような怪奇きわまる姿をもっていた。 「敵機だ。大空襲だ!」 監....
地球要塞」より 著者:海野十三
欧弗同盟軍に砲火を向けることを好まないと、云いはった。 宙吊《ちゅうづ》り戦艦――有りえない奇蹟 私は、X大使の代弁者をつとめながら、妙な感にうたれてい....
のろのろ砲弾の驚異」より 著者:海野十三
博士は、すぐさま弩竜号に、浮揚を命じた。 「二百発の低速砲弾を、敵の四|隻の巡洋戦艦に集中する。一艦につき五十発ずつだ。五十発の命中弾をくらえば、どんな甲鈑でも....
共軛回転弾」より 著者:海野十三
兵器で、これを防ぐに方法なしというものを頂きとうございますの」 「そうなんです。戦艦と雖も飛行機には弱く飛行機と雖もロケーターには弱く、ロケーターと雖も逆ロケー....
沈没男」より 著者:海野十三
ュペー号にて) しばらく通信を怠っていたが、余は三たび艦船をかえ、今は独国|豆戦艦グラーフ・シュペー号上で、安泰に暮している。余が、何処より、本艦に乗込んだか....
火星兵団」より 著者:海野十三
。そうして、長い岬がつきだしている。クイクイ岬であった。このクイクイ岬は、まるで戦艦の檣楼のような形をしていた。つまり、細長い要塞だと思えばいいのだ。しきりに、....
怪塔王」より 著者:海野十三
ことだったでしょうか。軍艦|淡路――といえば、みなさんも、すぐ、あああの最新式の戦艦のことかとおっしゃるでしょう。そうです、軍艦淡路は、帝国海軍が世界にほこる実....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
た。彼のあごも、ぶるぶるとふるえている。 「君までがそんなことで、どうするのだ、戦艦陸奥が来ようと、航空母艦のサラトガが来ようと、わが海底要塞の威力の前には一た....
東京要塞」より 著者:海野十三
巨砲が、彼の塗りこんだ漆喰の上に、どっしりと据えられてあるではないか。それは主力戦艦の主砲よりはるかに長さは短いが、それでも砲身の全長は五メートル近くもあった。....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
違った音色の無電が、微かな応答信号をうちはじめた。 「ホ潜十三、ホ潜十三、……」戦艦武蔵が呼んでいた相手がいよいよ現れたのだった。 そこで連合艦隊の無電が、さ....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
の低い丘に長く海がひろがり、高低ふぞろいの瓦屋根に波の光がてり映えている。阜頭の戦艦は煙を吹きあげながら碇泊し、南米はなお国防に力を入れていることが知られるので....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
北満に三十師団を位置せしむべく、ソ連戦車三千台なら我も三千台、また米国が六万屯の戦艦を造るなら我もまたこれと同等の建艦を断行すべきである。 そんな事は無理だと....