戸塚[語句情報] » 戸塚

「戸塚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

戸塚の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
東海道五十三次」より 著者:岡本かの子
新らしい感慨にいつも自分を浸すのであった。ここから東の方だけ言っても 程ヶ谷と戸塚の間の焼餅坂に権太坂 箱根旧街道 鈴川、松並木の左富士 この宇津の谷 ....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
やにやと笑い出した。 五 半七を縛ったのは、ここらを縄張りにしている戸塚の市蔵の子分らであった。神田と戸塚と距《はな》れていても、古参の子分ならば半....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
中がなかなか億劫ですからね。まあ、普通は初めの朝に品川をたって、その晩は程ヶ谷か戸塚にとまって、次の日が小田原泊りというのですが、女や年寄りの足弱連れだと小田原....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
は七十三機ばかり来た。横浜方面と思われる方向で、えらい音がして地面がふるえた。(戸塚区へ投弾した事が、あとで分った) ◯戦果、十七機に損害を与う。わが方一機未帰....
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
。 江戸時代には箱根の温泉まで行くにしても、第一日は早朝に品川を発って程ヶ谷か戸塚に泊まる、第二日は小田原に泊まる。そうして、第三日にはじめて箱根の湯本に着く....
海神別荘」より 著者:泉鏡花
る品川や、やがて越来る川崎の、軒端ならぶる神奈川は、早や程ヶ谷に程もなく、暮れて戸塚に宿るらむ。紫|匂う藤沢の、野面に続く平塚も、もとのあわれは大磯か。蛙鳴くな....
人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
と、どんどん麓の方へかけだした。遠くの空が、うす赤くこげている。どうやらそれは、戸塚の方角らしい。 戦場そっくり 博士は、どんどんと山道を駈けくだってい....
第四次元の男」より 著者:海野十三
うが、わたくしは、人通りまばらなる舗道のうえを歩きだした。わたくしのアパートは、戸塚三丁目にあるので、新宿から歩きだすと、途中で戸山ッ原のさびしい地帯を横断して....
探偵夜話」より 著者:岡本綺堂
のさ。」 佐山君はあっけに取られた。 司令部の門を出ると、佐山君と相前後して戸塚特務曹長が出て行った。特務曹長とも平素から懇意にしているので、佐山君は一緒に....
大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
日本橋から東海道を、品川、川崎、神奈川と駕籠と馬とは辿って行く。 程ヶ谷、戸塚と来た頃にはその日もとっぷりと暮れてしまった。彼らの泊まったのは藤屋という土....
戯作者」より 著者:国枝史郎
に木精を起こし、いよいよ旅情をそそるのであった。 川崎、神奈川、程ヶ谷と過ぎ、戸塚の宿へ入った頃には、日もとっぷりと暮れたので、笹屋という旅籠へ泊ったが、これ....
火薬庫」より 著者:岡本綺堂
山君はあっけに取られた。 二 司令部の門を出ると、佐山君と相前後して戸塚|特務曹長が出て行った。特務曹長とも平素から懇意にしているので、佐山君は一緒....
温泉雑記」より 著者:岡本綺堂
。 江戸時代には箱根の温泉まで行くにしても、第一日は早朝に品川を発って程ヶ谷か戸塚に泊る、第二日は小田原に泊る。そうして、第三日にはじめて箱根の湯本に着く。た....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
をかかえてしまった。 * 「や、すばらしいトマトだな。」 若紳士戸塚君が実に清新なトマトを一籠|提げて来た。 「これはいい、船で十分に食べられる....
早稲田神楽坂」より 著者:加能作次郎
屋の番頭だった男が、夜店を専門にして毎晩ここへ出ていたが、それで大に儲けて、今は戸塚の早大裏に立派な一軒の店を構え、その道の成功者として知られるに至った。 つ....