所短[語句情報] » 所短

「所短〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

所短の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
。やはり職長という地位に立つからには、部下をよく使うことが第一であって、各自の長所短所を知って、これを人によって然るべく教え導き、適宜に按配して能率の増進を計る....
竹本綾之助」より 著者:長谷川時雨
《けん》を立てているように、子女の教育の上にも一家の見識を持っている。娘たちの長所短所を見分けて、学ぶところを選ませている。家庭では、女中のする仕事をわけてさせ....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
して、できるなら逸話とか出世美談、それから、できますなら、『ヘルキュレス』君の長所短所、そんなところまでうかがわしていただきますと、有難いんですわ。本ができまし....
初看板」より 著者:正岡容
い人もあれば、短い人もあり、人それぞれで調子ひとつがみなちがう、そのそれぞれの長所短所をうまく活かして、ついには短所までも長所に変えてしまうべきだろう。いくらこ....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
を開く宗教ですから、物事に対して判断がはっきりつくようになります。自分の性格の長所短所、それが判れば自然と、自分の長所を養い育て、短所を補うようになります。自分....
三国志」より 著者:吉川英治
風貌ばかりでなくその電撃的な行動や多感な情痴と熱においても、まことに英雄らしい長所短所の両面を持っていて、「三国志」の序曲から中篇までの大管絃楽は絶えず彼の姿に....