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所記
「所記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
所記の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
李将軍臥虎を射て羽を飲ましむと、今樹我がために断つ豈《あに》神助か〉、『東海道名
所記』等に見えた石地蔵が女に化けて旅人に斬られた話は、石橋臥波氏輯『民俗』第三報....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
に崩れ裂くるものあり、相伝えていわく宝螺跳り出でて然《しか》るなり〉。『東海道名
所記』三、遠州今切の渡し昔は山続きの陸地なりしが百余年ばかり前に山中より螺貝《ほ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
《たちばなもりくに》の『写宝袋《しゃほうぶくろ》』にその像を出せるが『※嚢抄』の
所記と違う。柳田氏は猿を添うるは判っているが、鶺鴒の意味分らず、あるいは馬神と水....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
って戌《いぬ》に至ってこれを※《つか》めば犬すなわち退き伏すと。了意の『東海道名
所記』に「大きなる赤犬かけ出てすきまなく吠えかかる云々、楽阿弥も魂を失うて俄《に....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
を鎮《しず》めたのだと。『さへづり草』むしの夢の巻にいわく、寛文二年印本『江戸名
所記』に根津《ねず》権現《ごんげん》社は大黒神を祭るなり、根津とは鼠の謂《いわ》....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
年間に七倍以上の差を示すものである(訳註2)。
〔訳註1〕第五版には下の引用箇
所記載がある、―― Buillon Report, Appendix, p. 1....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
一洗して世の文明を進むるには、今の洋学者流にもまた依頼すべからざるなり。 前条
所記の論説はたして是《ぜ》ならば、わが国の文明を進めてその独立を維持するは、ひと....
「読倫理教科書」より 著者:福沢諭吉
悟せざるべからず。 されば今、これを公にして官公の学校に用うるにあたり、書中|
所記《しょき》の主義いかんに論なく、大いに天下の尊信を博すべきや否やの一段にいた....
「世界漫遊」より 著者:ダビットヤーコプ・ユリウス
られた。そして少からぬ金額を旅費として受け取った。最後に暇乞をしようとした時、名
所記類を一山授けた。ポルジイは頭痛に病みながら、これを調べたのであった。 さて....