扁桃油[語句情報] » 扁桃油

「扁桃油〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

扁桃油の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
らしい。金属製の器物が、棚にあたるような音がした。 と、月子の声がした。 「甘扁桃油、苦扁桃油、接骨木花水、沈降硫黄、そうして闇夜に絞り取った、売春婦の肝臓の....
ベートーヴェンの生涯」より 著者:ヴェーゲラーフランツ・ゲルハルト
しめられて極度に体が弱る。フランクは彼の強壮剤で僕を力づけようとして僕の耳疾には扁桃油を用いてみた。しかし、オメデトウ! 何の効き目もなかった。耳はだんだん悪く....