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「手付かず〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

手付かずの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
を恩で復えして置いて、娘を己《おれ》の処へ嫁にくれぬかというと、向うで感心して、手付かず貰えますな」 蟠「そうではない、向うでも中々学問のある奴だから答が出来....
縮図」より 著者:徳田秋声
いお膳で、お茶漬で夜食をすまし、翌朝割引電車で、錦糸堀の家へ帰ると、昨夜もらった手付かずの三十円をそっくり母親に渡した。 父も母も宵寝の早起きだったのて、台所....