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手明き
「手明き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
手明きの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
焚火で、煮燗だ。 さあ、飲めってえ、と、三人で遣りかけましたが、景気づいたから
手明きの挽子どもを在りったけ呼で来た。薄暗い台所を覗く奴あ、音羽から来る八百屋だ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
藩の物頭矢島|伝左衛門が九人の従者を引き連れ和田峠|御境目の詰方として出張した。
手明きの若党、鎗持ちの中間、草履取り、具足持ち、高張持ちなぞ、なかなかものものし....