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打抜き
「打抜き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
打抜きの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
」
「いいえ、何もしていやしませんの」
「御病人は……」
といって、北原が、二間
打抜きの源氏香の隣りの間を、そっと見ると、屏風《びょうぶ》を後ろにして、炬燵《こ....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
《はんあい》、つまり、品質を決定し、それを打ちのばして延金《のべきん》にし、型で
打抜き、刻印を捺《お》し、色附をしてようやく小判ができあがる。 金局では、一枚....
「書籍の風俗」より 著者:恩地孝四郎
腐るのを避けて麻糸等によるものがある。之は針金とじというよりも、やはり総称である
打抜き綴じという風がいいわけ)角背を俗に南京(ナンキン)と呼ぶ。角背は保全上と開....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
ワイセージ茶匙一杯バニラ精少しを加え手にて能くこね展し棒にて延ばし一寸位の円さに
打抜き前の如くに焼くなり。 ○ジンジャービスケットは玉子三個、砂糖四杯、バター大....