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「打抜く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

打抜くの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
朱日記」より 著者:泉鏡花
。 風はこれだ。 聞えないで僥倖。ちょっとでも生徒の耳に入ろうものなら、壁を打抜く騒動だろう。 もうな、火事と、聞くと頭から、ぐらぐらと胸へ響いた。 騒....
草迷宮」より 著者:泉鏡花
追掛けるのか、逃廻るのか、どたばた跳飛ぶ内、ドンドンドンドンと天井を下から上へ打抜くと、がらがらと棟木が外れる、戸障子が鳴響く、地震だ、と突伏したが、それなり....