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「抄記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

抄記の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
田氏の墓に詣でた。医学史の記載中脚註に墓誌と書してあるのは、当時墓について親しく抄記したものだというのである。惜むらくは富士川さんは墓誌銘の全文を写して置かなか....
十二支考」より 著者:南方熊楠
うじょく》辺で鼠鳴けば病人助からずという(一八五九年板『ノーツ・エンド・キーリス抄記』一二頁)。支那でも『論衡』に鼠一|筐《きょう》を渉《わた》れば飯|捐《す》....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
標準にならぬと。そして『新勅撰集』中の定家自撰の歌を掲げるといって、その十五首を抄記している。頓阿を絶讃した二条良基はその『今来風体抄』に書いている「新古今集ほ....