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「折敷く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

折敷くの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
、 「おつかいなさいましな。」 と、すぐに糸七が腰かけた縁端へ、袖摺れに、色香折敷く屈み腰で、手に水色の半※を。 「私が、あの……」 と、その半※を足へ寄せ....
卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
やや小さく見えた時と、重り合って、羽衣の袖が扇子とともに床に落ちて、天人のハタと折敷く、その背を、お悦が三つ四つ平手で打った……と私は見たが。…… 「急病だ。」....