抜け口[語句情報] » 抜け口

「抜け口〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

抜け口の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
石塀幽霊」より 著者:大阪圭吉
「困ったことですが」と差配人の戸川が顔を曇らしながら云った。「どうも其処より他に抜け口はございません」 そこで蜂須賀巡査は意気込んで馳けだし、勝手口の扉をあけ....
八寒道中」より 著者:吉川英治
ラつき出した。 「見て来い、勘八と二、三人で」 「大丈夫ですか」 「だから、あの抜け口を通って、三五兵衛に勘づかれねえように行って来いと申すのだ」 二、三人が....